心と体を繋げる健康・化粧品をつくりとちいさなナチュラルヨガサロンを運営しています。
ヨガインストラクターであるわたしは、心を潤すインナビューティーと、カラダ・ビューティーの大切さをお届けしています。
こんにちは!小山内愛です
今回は特別に滞在しているホテルに先生方をお呼びして
講義を行いました。
初級コース最後の講義は
「ドーシャ診断」
パンチャカルマや五大元素、7つのダートゥ、生活の仕方など、
全てを通した学びが必要となる最後の講義になります。
わたし達の身体の質は、
生まれる前から決まっていると言われていて、それが崩れて変化した時は、
死を意味することになります。
日々の中で、ドーシャバランスは変化をしますが、
元々の「質」は、変化しません。
日々変化するドーシャや、環境によるストレスや食事に対して、
「どうやって対応していくのか?」
という事が、
アーユルヴェーダで行っていく事になります。
日々の実践ですね!
自分に合う適切なケアを知るためには、
元々持ってる自分の「質」を知る事が必要になります。
その為、3回目の講義はこれまでの総まとめとなり、
復習をしつつ、自分の質に向き合っていきました。
ドクターから直接脈診を受け、タイプを診断していただくのですが、
脈の動きと、指先が感じ取る脈の位置によって、
わたし達のタイプを見極めることが出来るそうです。
すごいですね。
そういったドクター診断だけでなく、
性格、身体の内外のタイプ、夢の感覚、体格などからも、
自分の体質を見極めていくことが出来ます。
このタイプを見極めていくときに、
ドーシャバランスや、五大元素やダートゥの知識が必要になっていきます。
※旅の中でも、ここまでの学びを復習しておくことがおススメです。
※事前に学んでおくと(基礎コース)すごく理解がしやすいのでおすすめです。
※予習テキストをお送りさせていただきます。ネパールアーユルヴェーダの授業は、別途現地で使う専用テキストがあります。
パンチャカルマについても、ここで学び直します。
アーユルヴェーダの真髄である「若返り」の秘密は
「浄化にあり。」
と言っても過言ではなくって、日々の生活で、わたし達が必要以上に体内に溜めている消化しきれない不要なものを、体外に排出していき、良いエネルギーで満たし、循環させていく事を実践していき、ハッピーな頃で過ごせたら、
本来ある健康や美しさ、わたしらしさを手にすることが出来るだって、感じるアーユルヴェーダの講義でした。
この学びは健康だけでなく、仕事や人間関係など、色々な事を当てはめて考えられるなって、感じました。
余談ではありますが、アーユルヴェーダの物語に、70歳のお坊さんが、アーユルヴェーダを実践したら、30歳くらいに若返り、若い娘と結婚できたという昔話があります。
夢の様な話かもしれないけど、そういうストーリーが残っていて語り継がれているという事も、アーユルヴェーダの「若返り」を伝える魅力の一つだなって、感じました。
「最後の実技は、お料理です♪」
そんな冗談も出るくらい、アーユルヴェーダの先生とも繋がることが出来た最後の実技講習は、ネパールハーブをオイルで炒めてハーブボール(ピンダスウェダ)を作るところからスタート。
温めてケアしたい患部に直接パッティングしていくアーユルヴェーダの技術になります。
わたし達の生活にも馴染のある、ヒハツ(ロングペッパー)や、よもぎも使われます。
全てを鍋に入れてオイルで炒めていくと、青菜炒めのおいしい香りがトレーニングセンターに広がります。
でも、食べられません(笑)
炒めたハーブを布にくるみ、患部にパッティング。
オイルのテクスチャーはさっぱりと軽くってサラッとしています。水分をタップリと含む浸透しやい美容オイルに似ています。
後からじんわりと身体の中で温かさが広がっていく、とても気持ち良い施術です。
次は、バスティについて学びます。
バスティは「何かを内部に溜める」という意味があります。 オイルやギーを内部に溜めるという意味で、ゆっくり温めることで、さまざまな身体の不調を緩和を促します。
パンチャアルマの後処置で行われるケアでもあります。
スネハナ(油剤法)の代表的なものや、ここでしか体験できない手技を体験しました。
ネトラバスティ(目にオイルを入れる)
カティバスティ(腰にオイルを入れる)
ナスヤ(点鼻法)
カルナプールナ(耳にオイルを入れる)
手首の痛みや、膝の痛みなどもバスティで和らげることが出来ます。
ナスヤは、オイルケアだけでなく、炭の上に数種類のハーブとスパイスをブレンドしたものを吸引する技法があるのですが、これもとっても気持ち良いです。
日本に帰国しても肺が広がっていて呼吸の通りが良い状態を実感しています。
皆さんこの時点で、お肌も髪の毛も潤い艶やかで、
とても若々しくピュアになられていました☺
今回の講義では、沢山のハーブとスパイスに触れていきましたが、
そのほとんどは、日本ではなじみが無く知らないモノばかり。
アーユルヴェーダハーブが採れるネパールだからこそ体験でき、学べた授業でもありました。
さて、、、盛りだくさんの授業はこれでおしまいです。
明日は、修了書授与式。
この数日は、あっという間で濃厚な時間でした。
先生やドクター、サポートスタッフ、参加の皆さんのおかげで
常に楽しく、実りある時間となり、本当に貴重な授業でした。
本当にありがとうございました!
【0期レポシリーズ】
・出発
・1日目
・2日目
・3日目
・4日目
・5日目
・6日目
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