わたし達のリアルブログ

アーユル生活。アーユルヴェーダで学ぶステキな生活習慣①

 

こんにちは!小山内愛です
いつもサロンに来てくださる方はわたしの世界感を通して
アーユルヴェーダを感じていただくことがあるのですが、専門的な言葉を使ったり、
体系的にお話しすることが無いので、アクリティスクール開校にあたり、
商品開発などにも取り入れていた、アーユルヴェーダについて色々な側面から説明をしていきたいなって思います。

 

今回は、アーユルヴェーダで重要となる、
「ドーシャ」にスポットを当てていきます。

 

 

アーユルヴェーダ

 

約5000年前のインド発祥でWHOが認めた、伝統医療です。
何千年にもわたり実践されている医学体系です。

アーユルヴェーダで使われる薬草のほとんどが、ネパールヒマラヤで採れる良質な物が使われます。

サンスクリット語のアーユス(Ayus/生命)とヴェーダ(Veda/科学)からなる言葉で、「生命科学」を意味します。

心・体・感覚そして、魂を表すライフサイクルの働きの中で、病と健康の秘密があるとが分かり、健康と幸せに必要な沢山の、身体的・心的・感情的・精神的な、生命のエネルギー要素を考慮した、「アーユルヴェーダ」の高度な生命科学を体系化しました。

アーユルヴェーダは健康全体、そして、人生の生き方までもを追求する、高度なレベルの健康に取り組んでいると言えます。

なのでアーユルヴェーダは「幸せに生きる生活の知恵」とも言えます。

毎日の暮らしを心地良くしていく実践をして、カラダやココロの不調を整え、病気を予防していくホリスティックなアプローチで、毎日の健康を保ち、人生全体から幸福にしていくという目的を持っています。

 

 

 

アーユルヴェーダは自然会に存在する5つのエレメント(風・空間・火・水・地)がベースになっていて、
それらが重なり合った3つの生命エネルギーで成り立っていると考えます。

3つの生命エネルギーのことを「ドーシャ」と言います。

 

■ヴァ―タ:風と空間

エネルギー:変化、動きのあるエネルギーです。乾き、冷たさ、荒さ
タイプ:細く瘦せ型で、乾燥肌。面長傾向で目が小さめ。

 

■ピッタ:火と水

エネルギー:流動性、温めたり熱くするエネルギーです。滑りやすい、熱い、軽い、臭い
タイプ:バランスの良い体系。肌はなめらか。シミそばかすができやすい。

 

■カファ:水と地

エネルギー:まとめる、構造を組み立て養分を届けるものです。やめる、ゆっくりする、動かない
タイプ:がっしりとした体形。オイリー肌。かみが豊かでウエーブがある。

 

 

ドーシャのアンバランス

 

わたし達はこれらの3つのエネルギーが必要で、生まれ持った性質気質により、ドーシャが異なりますし、この性質は死ぬまで変わらないとされています。
3つのドーシャのなかで優勢なエネルギーによって、容姿・臓器の機能・知的能力・気質が決まるとも言われています。

そして、自分にとって、3つのエネルギーバランスが整っていれば健康で幸せを保つことが出来ます。

 

それとは異なり、日々変化するエネルギーがあります。
アンバランスになることで、病気や不調を招き、生活の質が低下していきます。

 

■ヴァ―タ

目まぐるく忙しい生活により引き起こされることがあります

 

・肌荒れを起こす

・爪がもろくなりささくれが出てくる

・舌が乾きやすい

・血色が悪く肌が土色になる

・便秘になる

・目や唇が渇きやすくなる

・鬱、喜びのエネルギーの大幅な低下

・呼吸器障害

・不眠

・なんとなく疲れる、疲れやすい

・不安、心配、混乱、マイナス意識の上昇

・めまい

・高血圧

・筋肉の緊張

・神経痛

・震えや悪寒

・痙攣

・痩せる

・神経性の胃痛

 

 

■ピッタ

長期にわたるストレスや不規則なライフスタイルで引き起こりやすくなります。

 

・多汗や上気

・呼吸の乱れ

・睡眠障害

・消化不良

・肝臓が弱る

・ホルモン不足

・胸やけ

・湿疹

・過度の空腹感

・顔色が黄色っぽくなり、肌にシミができやすい

・炎症が起こりやすい

・過敏性大腸症候群

 

 

■カファ

刺激の不足です。食べすぎる食事や運動不足、眠りすぎ等、「過剰」になると引き起こりやすいです。

 

・肌が青ざめる

・寒さに敏感になる

・消化不足と肥満

・寝過ごす

・代謝異常

・呼吸障害

・むくみ

・アレルギー

・鬱

・嫉妬する

・無関心、不活発

・インポテンツ

 

 

様々な原因で、エネルギーバランスを崩し、心身が不調になり病気になりやすくなります。
そこで、アーユルヴェーダでは食事やヨガを含めたあらゆることを駆使し、ホリスティックなアプローチで健康を保ちます。

 

その中でも、個人で性質が違うので、
オンリーワンのパーソナルなケアを行っていく事が特徴であり、自分自身の状態を正しく把握することが必要になります。

 

だから、「これが良いよー!」と言われる健康法があったとしても
それを全ての人に提案することはありません。

 

調子が悪いな?と思ったら、ドーシャのバランスの崩れがないか、確認していきましょう。
自分のエネルギーの傾向と状態が分かると、どのようなケアが必要か分かります。

 

 

 

【アーユル生活】

アーユル生活①

アーユル生活②

アーユル生活③

 

 

 

 


 

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