こんにちは!小山内愛です
アーユルヴェーダ的病気の考え方
第1段階「蓄積」について解説しましたが、
今回はその次のステップ「病気の第2段階 誘発」について書きたいなって思います。
病気は急に発生するものではなく、
日々蓄積されていき段階を追って現れるという事が少しづつ感じられるかなって思います。
病気の第2段階「誘発」
蓄積したドーシャがその場所で、さらに悪化した状態を示します。
病気の兆候とも言える「症状」が出てくるので、
体調不安を感じることもあるでしょう。
しかし、このプロセスも我慢できてしまう領域ですので、気にしない方は多いと思います。
もう1つのパターンとして
薬で症状を一時的に抑える。
という行動を起こすこともあります。
第1段階と第2段階はあまり差がないので、気付きにくいと感じられる方も
多いかもしれません。
ヴァ―タ過剰:ガスの増加、便秘、体の乾燥、冷え
ピッタ過剰:胸やけ、胃酸過多や消化不良
カファ過剰:常にガス溜まり、眠さ、不快感
増大したドーシャにより、常に不快感や憂鬱な気分が自分を纏っており、
行動量が減り、未来志向・可能性志向は減退気味。
現実を見る力の低下によって、占いやスピリチュアルに依存気味になることも。
この段階は、不調によるメンタル変化を伴い、
いつもの自分とは違う行動をするため、現実と自分のアンバランスを感じやすく、
生きにくくなります。
いつもの様なクオリティの発揮が出来ない。動けない。
自分自身のプラクリティによって、トリグナの乱れか大きく表れ、
自分らしいバランスを保つことも難しくなるからです。
この段階では、鎮静法によるドーシャバランを整える施しがアーユルヴェーダにはあります。
もし自分のカラダやココロの違和感を感じていたら、
一度立ち止まって、鎮静法を取り入れてみると、
自分の本来の力を取りもどすことが出来ます。
生活面においては、決定的な決断は出来ないけど
「心を作っていく」大事なタイミングになるプロセスですので、
この段階にいる方は世界が変わるタイミングとも言えます。
マインド面や意識は、生活そのものについての
棚卸や予防も必要になる領域が、第2段階だからです。
それでは次回の記事を楽しみにしていてくださるとうれしいです。
次回は「鎮静法」について詳しく書いていきたいなって思います。
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