こんにちは！小山内愛です
前回のブログで、病気の６段階、最初のステップについて解説させていただきました。
「何だか不調だな。」
という状態は、心も身体も含め
現代人の多くの人々が経験したことがあると思うのです。
大切なことは病院での検診ではなくって、自分への気付き。
数値化され表現されたものは、
ある意味わかりやすいのですが、数値化できないものもあるという事を知っておく必要があります。
原因は体内以外にもあるという事。
それに気付く事は、医者でもなく自分にしかできないことで、
感度を高めるという事も、日々大事なアーユルヴェーダの施しです。
「予防する」という意識が出来ると、健康を保つことが出来、
病気を恐れることも少なくなります。
予防の施しは
結果として心身の喜びとなって
イキイキとした輝くオーラに表れ、
生活全般を変えていく事にも繋がっていきます。
例えば、、、
好きな事をしていて
好きな事を仕事にしている人って、
愚痴なんて言わず、いつも笑顔で若々しくいませんか？
ただこれが出来ないと、
心身の劣化に繋がっていく生き方へと導かれていくんですね。
生活の中では愚痴と悩みばっかり。
心も身体も満たされることはおろか、
癒されたり疲れを解消したり、
明日の活力になる施しは
どんどん減っていくでしょう。
目の前の選択に対しても
「どうしたいのか。」
って、真剣に自分の心に向き合う事も、
健康でいるために大切なことだと思います。
ドーシャ別アンバランス
ドーシャはサンスクリット語で、「増えやすい物」「不純な物」と訳します。
その名の通りバランスが取れなくなった時に病気の原因になる性質を持ちます。
だからこそ、アーユルヴェーダでは「バランスを整える」という施しをします。
どれかが欠落してもアンバランスですし、どれかが強化されてもアンバランス。
ドーシャは、生命エネルギーでもあるからこそ
お互いが相乗している状態が良いです。
それでは３つのドーシャ別のエネルギーとアンバランスについて解説していきます。
ヴァ―タ：空(空間)・風。
「軽、速、冷、動、乾」のエネルギー。身体への働きとして運搬や循環を促す伝達する役目があり、思考活動も司ります。
ピッタ：火・水。
「熱、鋭、軽、液、油」のエネルギー。変換の作用を行い代謝や消化を制御します。
カファ：水、地。
「重、冷、遅、油、安定」のエネルギー。統合作用で構造(骨格)や体力維持をします。
これらがバランスを取り合って、常に変動しています。
ドーシャは生活環境によって刺激を受け変化します。
ヴァ―タ過剰になると、体内の風元素が増え、乾燥し冷たくなり、意識は散漫になったりします。消化が不規則で、腸の膨張感や結腸の痛み、便秘や軟便を引き起こします。
ピッタ過剰になると、体内の火の元素が増え、皮膚に炎症が起きたり、鋭い体臭に変わったり下痢をしたりします。消化が早くなるので常に空腹感を感じます。片頭痛や火照り。
カファ過剰になると、体内の水の元素が増え、心身のだるさやむくみが出ます。
痰や鼻水も増えます。
腹部と頭部が重くなります。
元素が持つ働きが体内で、どんな働きをするのか？
を考えると、イメージしやすいのですが、
日々自分自身がどんな環境に「居る」のかに目を向けると
どのドーシャが過剰になるのかが分かるようになります。
わたし達は、環境や人など、
自分を取り巻く環境から刺激を受けており、
体内バランスが変化するので、
日々ケアをする際は「環境」にも意識を向けることをおススメします。
いかがでしたか？
ドーシャの働きは、今いる環境によって影響されます。
自分自身がどうしたいのか？考えることも必要です。
あと、自分の体内の問題が原因でないこともあることを知っておくと
良いかもしれません。
自分への心の負荷を減らせます。
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