こんにちは!小山内愛です
アーユルヴェーダは、健康な状態から病気になり慢性化までのプロセスを、6段階までに分類しています。
現代医療では3次元の体に出てきた段階の「発症」から病気と捉え処置をしていきます。
現代医学的な病気の処置への考え方って、難しいラインだなって思うのは、
わたし達の身体に、何かが発症していない段階でも、調子が悪い事はいくらでもあって、
その段階からケアしたいからです。
なぜなら、発症していないだけで調子が悪いから。
これを「未病」と言います。
現代人の多くが不調を抱えていて、
不健康な状態が当たり前な生活をしていませんか?
もしかしたら、健康な状態を知らないかもしれないですよね。
なぜなら、未病の段階なら何とか動けちゃうからです。
未病は現代医学だと病気ではないので、そういう認知で過ごすことも出来るからです。
病気って、何の前触れもなく急に突発的に発症するのではなくて、
エネルギーアンバランスが長く蓄積することで、段階的に病気に進行していきます。
今の状態と、進行したプロセス状況が分かれば、症状として見えてない「未病」にも適切な施しをすることが出来ます。
ドーシャを乱す原因は沢山あります
今の生活様式を観察し分析していく事で、特定のドーシャを蓄積してないか?とか、アンバランスを生み出す習慣がないか?という事が見えてきます。
その原因は体の外側にもあるかもしれないです。
長年にわたる乱れた食生活に加え、
・仕事環境
・家庭環境
・対人関係
等から感じ受ける見えないストレス。
心のアーマが蓄積していき、アンバランスを生み出していることが多くあると思う。
代謝機能が低下して毒素が蓄積し、ヴァ―タの働きを乱し、ドーシャアンバランスに。
この事からも、健康を考えていくためには、
体だけじゃなくて、心や意識、生活の仕方や働き方などまでも
パーソナルに見ていく事がとても大切です。
弱点を見つけて居座ります
また改めてこれについて解説したいなと思うのですが、
アーユルヴェーダの提唱する病気の4段階目では、局在化と言って
ドーシャ組織がそこに居座ろうとする現象が起きます。
その後に発症→慢性化のプロセスを歩んでいくのですが、
考え方としてこの4段階目で、どこにドーシャが居座るか?という事について考えなければなりません。
・遺伝
・肉体的、精神的トラウマや古傷
・以前の感染症や病気
・中毒
・未解決の感情(インナーチャイルド、心のブロック)
・前世での行為
例えばですが、感情問題で表すと、
何らかの原因で封印した感情があるとしたら、その感情がもたらす器官は弱くなるので、
そこにドーシャの蓄積が始まります。
精神的トラウマやマインドブロックは、組織を弱めることがある。
処理が出来ない負の感情は、特定の器官に結び付くので、結果として体を病みます。
中毒もそうですね。
アルコール中毒なんかは、肝臓を弱めるし、たばこなら肺。
臓器から見て感情と結び付けていくと
「どこに傷があるのか」
までも見えてきます。
アーユルヴェーダではそういった発症前の「未病」段階から施しがあります。
生命力を低下させる原因は、心や意識という目に見えないところにあるからこそ、
目に見えないところまでもケアをすることは、
わたし達が健康で幸せな人生を歩むために、すごく大事なことになる。
だから、心や意識をおざなりにしてはダメなんですね。
自分に丁寧に生きる。
という言葉が、わたしは最近とても好きなのですが、それって、質の良いオーガニックや有機製品等に囲まれて生活するという事ではなくて、
「見えない部分にこそ手をかける事」を指します
体調を悪くして幸せから遠ざける心と意識の使い方とケアの仕方は、
是非知っていただきたいなって思っています。
アーユルヴェーダはチャンスを希望に変える施しだなって思いますし、
健康を目指すときは生き方をシフトできる偉大なキッカケになる。
人生を変えたくなった時に、アーユルヴェーダの施しは、
きっと効果を発揮できるから。
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