こんにちは!小山内愛です
今日はネパール国を紹介します。
・アーユルヴェーダのハーブのほとんどがヒマラヤで採れる国
・ブッタの生まれた国
・スパイスの国
ざっと、、わたしの認識のネパールはこんな感じなのですが、
もっとネパールに興味を持っていただきたいなと思いまして
書いていきます。
この記事は随時更新していく予定で、どんどん詳しく解説をしていきたいなって思っています。
それでは、一緒にネパールを知っていきましょう♪
連邦民主共和国ネパールについて
ネパール連邦民主共和国(ネパールれんぽうみんしゅきょうわこく)、通称ネパールは、南アジアの連邦民主共和国(2008年に王制廃止)。
東、西、南の三方をインドに、北方を中国チベット自治区に接する西北から東南方向に細長い内陸国。
国土は世界最高地点エベレスト(サガルマータ)を含むヒマラヤ山脈および中央部丘陵地帯と、南部のタライ平原から成る。
ヒマラヤ登山の玄関口としての役割を果たしている。
多民族・多言語国家(インド・アーリア系の民族と、チベット・ミャンマー系民族)であり、民族とカーストが複雑に関係し合っている。
宗教もヒンドゥー教(元国教)、仏教、アニミズム等とその習合が混在する。
経済的には後発開発途上国である。農業を主たる産業とするほか、ヒマラヤ観光などの観光業も盛んである。
言語:ネパール語
首都:カトマンズ(ネパールカルトと呼ばれていた)
面積:147,181 km2
通貨:ネパール・ルピー
建国記念日:1768年9月25日
国の花:シャクナゲ
国技:バレー
主要産業:旅行産業
色:紅色
〈豆知識〉
・太陽と月のシンボルの国旗が珍しくて特徴的。
・独立記念日を祝うことがありません。どの国からも支配されることが無かったので、設立を祝う文化がありません。(すごい)
・900を超える鳥の種類がいる。
・人口の80%がヒンドゥー教だと言われています。
・ビクラマ歴のカレンダーを利用しているので、すでに2079年(すごい。。)
・絶滅危惧種の動物も沢山!(レッサーパンダやニシキヘビ等)
・ネパールは南アジアで一番古い国です。
・紀元前623年、ネパールのルンビニでガウタマブッタが生まれた
ネパールと日本の関係
1899年、日本の禅僧で修業僧の聖職者河口慧海が、チベットへ向かう途中にネパールを訪れた。
日本とネパールは、文化や宗教の面で多くの類似性を共有。
ネパールと日本の伝統的な文化は歴史の地下水脈を通じて密接に繋がり、両国の文化に浸透している。
加えてネパールは常に多くの日本人旅行者を惹きつけている。
1902年、始めてネパールの学生が海外に派遣され、その留学先として日本に渡ってきたということも注目すべきである。
第二次大戦後は、多様なレベルでこの友好関係が急速に進展した。
1952年以来、ヒマラヤ山脈は相次ぐ日本人の登山家チームを魅了してやまない。
外交関係は1956年9月1日に樹立され、続いて1956年には東京に駐日ネパール王国大使館が開設され、1968年にはカトマンズに日本大使館が開設された。
1989年長野県松本市とカトマンズ市の姉妹都市締結(北アルプスを背景とした松本盆地の風景が、カトマンズ盆地に似ているためにカトマンズより打診がなされ、締結に到りました。)
1994年関西国際空港の開港により、日本とネパールのダイレクト便が就航。
1998年コイララ首相がネパールの民選首相として初訪日。
2000年森総理(当時)が日本の総理大臣として初めてネパールを訪問。
2006年には日本とネパールの国交関係樹立50周年記念を迎えた。
日本とネパールの関係は常に親密で友好的であり、
両国の政府と国民が地域の平和と繁栄のみならず互いの利益のために友好関係をさらに発展させることを願っているので、年々密接になっている。
50周年を記念して、さまざまなプログラムが日本とネパールで企画された。
参考テキスト⇒https://jp.nepalembassy.gov.np/
カトマンズは元々湖でした
カトマンズ盆地はカトマンズ渓谷とも呼ばれるネパール最大の盆地です。ヒマヤラ山脈に位置し、首都の『カトマンズ』、『パタン』、『バクタプル』の3つの市で成り立っています。
そんなカトマンズの面白いストーリー。
約8000年前までは湖がありました。
カトマンズ盆地の起源は伝説では、スワヤンブー(Swayambhu、創造者)にあり、文殊菩薩(マンジュシュリー)が旅の途中で見た湖に咲く蓮の花にお参りするために、
南にある山を削り湖の水を流したところ、その後に肥沃な土地が出現し、人々が住みつくようになった。
これがカトマンズ盆地の始まりであるといいます。
それ以来、蓮の花が咲いていた丘はスワヤンブーの住む聖なる場所と崇められるに至った。
スワヤンブの光はあまりにも美しく輝き眩しいために、覆われることになり、13世紀ころまでには多くの建物やストゥーパなどが建てられたり、
ヒンドゥー教と仏教のそれぞれの像が祀られ、僧坊、寺院などの建立も相次いだ。この寺院が現在は「カトマンズの盆地」の一部としてユネスコ世界遺産に登録されているスワヤンブナートである。
わたしがネパールを好きになったキッカケ
日本の昔々をイメージ出来て味わえる国でもあり、
日本の忙しさや、焦りを全て手放せる、癒しの国。という印象です。
〈小山内のネパール好きポイント〉
・世界遺産(パワースポット)
・アーユルヴェーダ
・昔々の街並み
・気を使うことないリゾート
・スパイスの良い香り、おいしいノーケミカルな食事
・広大なヒマラヤ
神秘的で、人が魂から浄化され満る国なんだなと、
感じたんです。
行くだけで何かが変わる不思議な感覚は、神秘的な建造物や文化、宗教があるからだと思うのですが、体感が強い方は何か感じる不思議な国だと思うんです。
ここからはわたしの目線で感じたネパールをご紹介していきたいなって思います。
世界遺産・歴史的建造物(パワースポット)
日本のお寺や神社と違うエネルギーを感じる神聖な場所は、
現地ではナンパスポットであったりもして、神聖と意味が日本とどこか違うように感じるんですね。
そういうギャップにも面白さを感じますし、
自分の中の「神聖さ」という固定概念が覆されるような体験の数々の中で、
色々な事を考えさせられる感覚になるのが、日本では体験できない事かなって感じます。
わたしのおすすめをご紹介していきますね。
スワヤンブナ―ト
スワヤンブナ寺院は、カトマンズ市の西約2 kmの丘の上にあり、2,500年以上の歴史があります。ネパールの古代仏教寺院であり、世界文化遺産に登録されています。
猿がたくさんいるので「猿寺」とも呼ばれています。
カトマンズ盆地がまだ湖だったころからある、古い古い寺院。
ネパール最古の仏教寺院とされていて、寺院の中央にブッタアイを四方に持つ高さ15mの黄金仏塔がそびえ、頭上にはタルチョ(仏法が風に乗って広がるように願いを込められている旗。お経が書かれていて風になびくたびに読経したことになる)が広がり、すごい光景が広がっています。
ネパール仏教にとって最も重要な仏塔というだけあって、観光客も多いですし、
現地の人が祈りを捧げる光景も見ました。
これだけで、まるで魔法の国に来たかのようで、
この世にいるような気分ではなく(笑)
本当に不思議な気分です。
マニ車も沢山まわしました。
お経が分からなくても、ここに居るだけで「祈れる。」「神秘を感じる。」
心が軽くなる感覚は、場の力なのだと思うんです。
ルンビニ
ルンビニは、ネパール南部タライ平原にある村です。仏教の開祖・釈迦( ガウタマ・シッダールタ)の生まれたとされる地です。仏教の聖地の1つでもあります。
ここに降り立った時は、鳥肌が止まらずに不思議な空気を感じたことを今でも覚えています。
マーヤー・デーヴィー寺院を中心に、アショーカ王が巡礼したときに建立された石柱、釈迦が産湯をつかったという池などが今でも残っています。巡礼者で賑わっているだけでなく、現地の若者のナンパスポットであり、出会いの場でもあります(笑)
母親のマーヤーがお産のために実家へ里帰りする途中に、ルンビニの花園で休んでいた時に夫人の脇の下より姿を現し誕生したのが釈迦です。
釈迦はこの世へ出てすぐに七歩歩いて、右手で天空を指し左手で大地を指して「天上天下唯我独尊」と声を出したと言う。
生後一週間で生母は亡くなり、母の妹のマハープラジャパティーから育てられることになります。
こんなストーリーがあるのですが、1896年にインド最古局アーロイス・アントン・フィーラーの発掘調査によって、釈迦の生誕の地を証明する遺跡が数多く発見されています。
仏舎利塔から人骨が発見されていたり、
アショーカ王が「ブッタがこの地で生誕したのでルンビニ村の租税を軽減する。」と刻ませた石柱が発見されたりして、この地がルンビニであり、釈迦が史実の人物であったことが証明されました。
リアルと夢の世界の昔話が混在するネパールのストーリーは、
神様のお話しなのだけど、リアルで、夢心地というよりも、まるでタイムリープしたような感覚にさせられて、その時代に生きていたかのように、考えさせられる瞬間があるんです。
それが何とも不思議で、まるで魂のルーツを見に行くのかの様ですし、
使命や役割を再認識する貴重な体験になっているんです。
アーユルヴェーダ
ネパールヒマラヤで採れる薬草のほとんどがアーユルヴェーダで使われる。
日本人はまだまだ知らない事実に、わたしは初めてネパールに行ったときに驚きました。
ネパールアーユルヴェーダ医学は、人類の優れた遺産の1つであり、国にとっても重要な文化的科学的価値のある古代医学大系です。
アーユルヴェーダの薬剤師は、今でも昔から使われている器具で薬剤を作りますし、
アーユルヴェーダの工場も昔々の器具を使い、手作業で薬を作っていました。
心と意識と体をトータル的にケアするアビヤンガやシロダーラは、
日本のトリートメントを知る人からすると、驚くことでしょう。
ここは欧米をはじめとする先進国の人たちからは体験注目されていて
トレーニングに来る人も多いと聞きました。
日本人で学ばれる人はとっても少なく、まだまだ日本での認知が無いので、
わたしは本気で頑張りたいなって思っています!!(応援してください!)
ネパール保健・人口省の管轄下にはアーユルヴェーダ局があり、
ネパールでも確かなアーユルヴェーダの学びやトレーニングを受けることが出来ます。
わたし達が運営するスクールはネパール政府認定資格取得が可能ですし、作っているハーブサプリメントやトゥルーシーもライセンス取得した確かなものです。
昔々の街並み
車が通ることが無かった時代からある古い路地や建物が立ち並ぶため、
路地は細くって、ドライブ技術が求められるような場所でもあります。
つい最近まで、強力な入国規制によって観光客が激減していましたが、
少しずつ回復に向かっていて、街は活気ついてきていると聞きました。
夜はライトアップされて幻想的な感じだけど、いやらしくなく、
タイのバンコクの様です。
心が静かに高鳴る感じの夜が、少し寂しさも感じつつ好きです。
ホコリが多いカトマンズの夕日は
ベール越しに空を見ているかのようで幻想的。。。
昭和日本の、人間臭い感じがするのはわたしだけでしょうか(笑)
電子機器が発展していなくって、通信機器もない。
そんな時代に生きていて、一生懸命言葉やアクションで自分の想いを表現している。
恥ずかしい言葉だって、自分の素直な想いだって言えちゃうような感覚になるんですね。
それが、わたしが感じるネパールの不思議であり神秘です。
気を使うことないリゾート「ポカラ」
カトマンズから西に約200kmの、標高800m地帯に位置する。白く輝くアンナプルナ山群の峰々とペワ湖やベクナス湖など美しい湖とが織りなす風光明媚な街で、ネパールのリゾート地、トレッキングの基地。
日本の軽井沢をイメージ出来、エネルギーはまるで日本の「お盆」の様な空気を感じるんです。ある意味、神聖な場所でもあります。(分かる人には分かるだろう表現をしてます。)
お土産屋さんもあったりするんだけど、観光客でガヤガヤしていてうるさくなく、静かに楽しめるし、
道も分かりやすく、行動もしやすいです。
夜も昼間も静かで、田舎に休みに行くような感覚。
初めて降り立った地で、ドキドキしながら訪問する感覚です。
誰にも気を使わず、必要とされないのに心身が癒される感覚は、
人との距離感に壁が無く、下を向いて歩いている人もいない。。
そんな世界の感覚を感じているからだと思いました。
本当に楽になれます。
(どれだけ日本でストレスを感じているんだ、、)
スパイスの良い香り、おいしいノーケミカルな食事
主食は日本と同じ「米」
土地柄、インド料理・中華料理・チベット料理が融合された独自の食文化があります。
更新料も強すぎず、野菜がたっぷり使われるので、ネパール滞在中で体内からキレイになる感覚が分かる方もいます。わたしは、初めて行ったときに5キロ体重を落とすことが出来、太ることが無くなりました。
体が喜ぶ食事だと、わたしは感じてます。
食事の基本は「ダルバート」に「タルカリ」
豆のスープとご飯、おかずに、お漬物。
1日2食+おやつ。
料理法や味付けはそれぞれなのですが、
野菜もお肉も新鮮でおいしい!!
食事を五感で楽しむことが出来ます。
その日に取れた新鮮な肉や野菜を食べます。
ノーケミカルでオーガニックのおいしい食事を頂けます。
だから、アーユルヴェーディックな食事にしなくても元々が
新鮮でナチュラルで身体のパワーに変わる食事が頂けるのは、すごく嬉しいんです。
広大なヒマラヤ
神が宿るとされる神聖で神秘的な広大で雄大なヒマラヤがあるネパール。
世界には8,000m峰が14座あることは、山好きの読者の皆さんであれば、どこかで聞いたことがあるでしょう。
そのうち、世界最高峰のエベレスト(8,848m)を含む8座がネパール・ヒマラヤ。
ヒマラヤは、南アジア、インド亜大陸の北部に位置し、ネパールはヒマラヤの中心地。
南側斜面に位置しています。
ヒマラヤは、サンスクリット語で「ヒマ 雪」と「アラーヤ 家」2つの言葉が結び付き生まれました。
「世界の尾根」とも言われるネパール・ヒマラヤ山脈には、神々が住むと言われ、古くから信仰の対象となっている山々が数多くあります。
「死ぬまでに一度ヒマラヤを見てみたい。」
そういう人も世界中に沢山います。
わたしは偶然にも、初めて行ったネパールで、ヒマラヤを見ることが出来ました。
その写真をホームページや商品にも使うくらいですが、
ヒマラヤを見ることは奇跡だとも言われている通り、それ以降ヒマラヤを撮影できることはありません。
そのくらいリアルなヒマラヤを見ることが難しい神秘的な山です。
タイミングと運。そう感じずにはいられません。
景色を誰かが作ったのか?これは映像なのか?
4D??
と勘違いしてしまうくらい、視界を邪魔するものが無く見えるヒマラヤは圧巻で
言葉を失うほどです。
ここで詳しく知ることが出来ます⇒https://www.internationalmountainmuseum.org/
ネパールの神秘性は今後も更新されていきますので、
この記事は、どんどん書いてきたいなって思います。
お読みいただきありがとうございました!
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